新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症対策として、
・居室温度:18℃以上
・相対湿度:40%以上
の条件を満たす屋内環境を整えることが重要だといわれております。
本特集では、当社製品の中でより「職場 室内の空気環境」に必要と思われる製品をピックアップし、製品仕様や特長だけでなく、想定できる具体的な活用事例なども含めてご紹介いたします。
不織布に特殊な加工を施して除湿/加湿機能を付加した素子・エレメントです。加湿器・空調機器の素子として業務用(ビル空調)にご活用いただいております。
健康被害対策として、加工時に抗菌/防カビ対策を施しておりますので安心してご活用いただけます。
コア素子には、従来のロールコアタイプ(写真左)のほか、新たにコルゲートタイプ(同右)がラインナップに加わりました。
極薄アルミ箔を採用し、わずか1mm以下の極小高精度セルを実現した基材です。表面積の飛躍的な増大によって機器の高効率化および小型化を可能にするとともに、高精度のハニカム形状により安定したフィルター性能を発揮しています。塗布される機能材により用途は無限に広がり、現在活用されているコピー機や空気清浄機の脱臭フィルター以外にも、その整流効果の大きさから新型コロナウィルスへの対策として先頃注目を集めた低濃度オゾンガスをより効率的に活用するためのアイテムとして、当製品のさらなる可能性と有効性が見込まれます。またアルミの特性を活かした洗浄・再加工を施すことにより、環境に配慮したサスティナブルな製品開発も可能となっております。
建築用の中心材などでご利用いただいているアルミハニカムコア(セルサイズ3mm相当)との比較画像です。同じアルミ製品にカテゴライズされておりますが、用途やサイズに合わせてアルミ箔の材質変更や厚さ調整などを行い、最適な製品となるよう努めております。
粉末状の高性能活性炭微粉末を非常に多く含んだ微細セルサイズのフィルターです。圧力損失(通気抵抗)を小さく抑えながらも、高レベルの脱臭性能を実現しました。アルミマイクロハニカムに比べ用途は限定されますが、製造時点で高性能活性炭微粉末が含まれているので、用途さえ合致すればより低コストで早期製品化を見込むことも可能となっております。
ハニコーム-V同様に樹脂フィルム(OPP)を使用し連続成型積層したハニカム(蜂巣状)です。冷蔵ショーケース等の流体整流に使用されており、ハニコーム-V(塩化ビニール)より耐熱性が必要な場合にお使いいただいてます。
長年ご愛顧いただいておりますアルミマイクロハニカムの樹脂フィルム(OPP)バージョンをラインナップに追加いたしました。金属にはない樹脂特有の透過性がありますので、光と流体(空気・液体)を限られた狭い空間内で同時にコントロールすることも可能となっており、意匠性を必要とするインテリア関係や、耐水性や防錆を必要とするフィルター基材・整流基材として活用が見込まれます。
パーテーションの設置にともなう閉鎖感の解消や、空気や光によるオフィスのゾーニングなど、当社PPハニカムの特徴を更にセルサイズを小さくする事で得られた可能性が働き方改革を推進する現場でますます広がっていく事を期待します。
通常サイズのPPハニカムとPPマイクロハニカムの比較画像です。 圧力損失や整流効果のほか、透過特性なども異なりますので用途に合わせてお選びいただけます。
間隙率が大きく、非常に軽い多孔製品です。 均一な六角形(蜂巣状)の形状を活かし、流体の整流などで効果を 発揮します。 冷蔵オープンショーケースやエアーカーテンなど気流の壁(幕)を作って空間を分けるシーンや、スポットクーラーなどの給気側への組み込みにより作業環境や換気経路を整えたい状況下での活用が見込まれます。
ペーパーハニカムコアを中心材に用いた紙パネルです。 アクリル板や木材(合板)と比べ圧倒的に軽く、さらに重量あたりの強度・剛性が高いので、オフィスパーテーションや受付窓口などの簡易仕切りに最適です。 また再生紙を主原料としリサイクル可能な製品なので、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献にも繋がっていく製品となっております。