ペーパーハニカムの開発・製造からスタートしたハニカムコア。現在では紙だけでなく、用途や目的に応じて多彩な素材のハニカムコアを開発しています。またセルの形状やセルサイズについても、強度や生産性、生産コストなどの違いから、六角形のハニカム構造をはじめ幅広い形状を展開しています。
さらに各種ハニカムコアを基材に薬剤や触媒をコーティングしたり、他の素材を組み合わせることで、用途に合った機能を付加することも可能です。
■多彩なセル素材
土木・建築・工業製品・オフィス機器・水処理などさまざまな分野での活用に合わせ、新日本フエザーコアでは紙、アルミ、塩ビ、PP、FRP、不織布などさまざまな素材のハニカムコアを用意。製品に求められる機能や使用環境に最適な素材を提案します。
紙 | プラスチック | アルミ | 不織布 |
コーティングや素材の複合化による高機能化
たとえば不織布に特殊な加工を施してロールコア形状に成形し、吸水蒸散素子に。たとえば紙に水酸化アルミニウムを抄き込んで防火機能を付加。新日本フエザーコアではご相談いただいた内容に応じ、さまざまな機能をもったハニカムコアを提案いたします。
■さまざまなセル形状
セルサイズのバリエーションが豊富な六角形状の「ハニコーム」をはじめ、当社オリジナル技術による円柱状セルの「ロールコア」、段ボール技術を応用し波型に連続成形した「フェザーコア」、セルがバイアス状の「ダンコア」。当社ではさまざまなセル形状のハニカムコアを提供するために、製造設備から開発しお客様のご要望にお応えしています。
【独自技術が生んだロール形状】
展張が不要で軽量、高強度の「ロールコア」は新日本フエザーコアが製造装置から考案した、世界で唯一のセル形状です。中芯原紙に樹脂含浸を施し、円柱状に連続成形積層した中芯材で、建築や什器・設備、家具、輸送機器など、さまざまな分野で幅広く使用されています。